リコーダーを習っています
40の手習いでリコーダーを始めました。そう、誰もが小中学校で習うあのリコーダーです。
リコーダーというと教育楽器というイメージが強く、どちらかというとダサい楽器と思われがちです。わざわざ習うなんて・・・と思われる方も多いことでしょう。
でも意外と素敵で、奥が深い楽器なのです。
リコーダーはバロック時代の花形楽器だった
リコーダーの歴史は古く、15世紀後半のルネサンス時代〜17世紀のバロック時代にかけて全盛期を迎え、貴族のサロンや教会音楽の発展とともに花形楽器としての地位を確立していきました。
バッハやヘンデル、テレマンなどのバロック時代の巨匠たちが、リコーダーのために数多くの作品を残しました。
その後、王侯貴族の没落とともに影をひそめたリコーダーですが、近年古楽器として復活し、愛好家の方々に親しまれています。
リコーダーがアラフィフにおすすめの理由
- 誰もが一度はやった事のある楽器なので技術的なハードルが低い。(日本国民ほぼ全員がやった事のある楽器はそうない)
- 楽器が安価である。(もちろんピンキリ)
- 技術的に易しめの曲がたくさんある。
- チェンバロなどの古楽器とアンサンブルを楽しめる。仲間もできる。
- 大人から始めてもそれなりに演奏できるようになる。(これは結構重要です)
- 肺活量が増え、口の筋肉を使うことでアンチエイジングにもなる。
リコーダーを始めたきっかけは、アンサンブルが出来て持ち歩ける楽器をやってみたかったからです。最初はバイオリンに挑戦してみたのですが、途中で挫折。その後、ネットサーフィンでたまたま見つけたリコーダーの演奏を聴いて、これだ、と思い再チャレンジしたのがリコーダーです。
やってみると、それなりには吹けるのですが、ちゃんと音楽にしようと思うと難しいです。
一見簡単な楽器ほど、ごまかしがきかず、難しいのかもしれません
先生は、とても熱心に細かく教えてくださるので、1時間で少しずつしか進みません。でも自分で適当に吹いていたのと、レッスンを受けた後では明らかに演奏が変わってきます。
それでは演奏を聴いてみましょう
MALEREIEN | Lucie Horsch | Werke von Bach, Eyck, Wassenaer, Vivaldi und Couperin
バロック時代の貴族たちの優雅な世界を、手軽に味わうことができるリコーダーは、大人の趣味にピッタリです。
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