ショパン/バラード3番のモチーフ分析・練習ポイント〜さいりえの練習解説ライブ配信 Vol. 9〜
ピアニストさいりえ(東京藝術大学大学院修了)がお話しながらピアノ練習していく生配信。今回はショパンのバラード3番のモチーフ構成と、中盤、後半の難所の解釈、演奏表現と奏法について取り上げています。
お時間のない方は、楽曲分析→2:07〜 | 奏法→25:16〜,36:00〜 | 楽譜から表現を掘り下げる→51:46〜 へジャンプ!
【もくじ】
0:00 ごあいさつ
◆バラード第3番の大きな構成を知る
2:07〜 曲の大きな構成を「モチーフ」の視点から分析(主に主題A,B)/ 一部、調性分析も含む
※水の精のお話も少ししています
18:00〜 楽曲分析の視点、要素いろいろ。形式構造、モチーフ、調性、和声など様々な視点・要素がある
◆バラード3番を何箇所か練習してみる
20:11〜 (213小節) Codaのクライマックス!主題の再現, ff, オクターブと重音のレガートと、内容的にも技術的にも重要な部分。主題の元の姿/フレーズ/
23:10 〜 (217小節)右と左のフレーズの違い/エキエル版とパデレフスキ版の違い
25:16〜 重音のレガートは技術が必要!ショパンでたくさん出てくる。身体の柔軟さ
28:34〜 ffは満ちてくるように。外からでなく、中から育てる。
31:23〜 (219小節) ピアノの可能性を信じる!もっといろんな音、表情が出せる。そう思えばもっと音を探せる
36:00〜 意外と手の中は緩めている/突っ張った場合の音の違い/てのひらがやっぱり大事
36:58〜 1の指だけで練習
38:13〜 左手も柔軟に。ひとつのハーモニーの中で弾く
◆質問、コメントコーナー
39:01〜 装飾音、前打音は拍の頭に入れる?「空気をあわせる」感じで
41:20〜 ペダルについて。エキエル版とパデレフスキ版の違い/ショパンの時代を考慮すると、ペダリングはどうする?浅さの調節/踏む箇所/響きの調節について
45:12〜 (165小節)ペダルについて続き。拍に合わせるのではなく、フレーズとハーモニーに合わせると?/踏み変えすぎると世界観が出ない
47:42〜 (10小節) ペダル記号から、意図を読み取る。ハイレベルなペダリングを!
◆練習ポイントつづき(重要)
50:19〜 cis mollから曲一番のクライマックスに入る部分
51:46〜 技術的な難所だが、楽譜を紐解いて音楽的に弾く。和音のグループを理解/リズム、拍感/元のメロディや性格は?歌の表情/声部ごとに描く模様が違う
ご質問、リクエストなどお気軽にコメントください。できる範囲で取り入れさせていただきます!
【配信者情報】
崔 理英(Rie Sai)東京藝術大学大学院修了 ピアニスト・講師
◆崔 理英公式サイト・ブログ→https://sairie.com/
◆YouTube演奏チャンネルはこちら→ https://m.youtube.com/user/SMomo101/videos/
◆ブログ…ピアノ演奏のヒントが満載→https://sairie.com/pianoplus/
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◆ピアノの練習・技術の具体的トピックをテキストと動画で解説するオンラインサロン→https://note.com/sairie_piano/
【ライブ配信協力】
音響・映像機器セッティング…中田麦
撮影や配信のサポートも行っています。
中田麦→https://twitter.com/BakuNakata
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